給与などの振り込み先で使っている銀行。
生活になくてはならない存在ですよね。
ある時、支出管理やクレジットカードの整理をしていると、
引き落とし用の銀行口座が複数あることに気づきました。
銀行口座は給与の振込、買い物の支払い、水道代の支払い、など目的別に分けて使っていました。
ですが、それほど銀行口座も必要ではないかもしれないと考え直したのです。
例えば銀行専用のアプリを使っていると、ログインにパスワード、振込に認証コードを入力するのが手間なのです。
また現金を引き下すために、複数の銀行ATMに並ぶのも時間がもったいないですよね。
ちょこ1つの銀行口座で済むならこういった悩みはなくなりそう！
そこで、クレジットカードの整理をある程度終わってから、持っている銀行口座を1つにまとめることにしました。
今回は銀行の整理でしたことをお話しします。
1.持っている銀行口座探し
まずは銀行口座をどれくらい持っているかを確認しないといけません。
財布の中だけではなく、机の引き出しに入っていないかも確認しました。
昔に口座を作ったまま、放置している人もいるそうです。
口座にお金が入ったままなんてもったいないですよね。
「忘れていたお金が入っていないかな？」とワクワクしながら探していました。
ちょこちょっとしたお宝探しね♪
残念ながらお金は入っていない口座が多かったのですが（悲しい…）、
「出てきた銀行口座を何に使おうか？」とは考えないようにしました。
せっかく出てきたのだからと思いがちですが、口座の管理が増えてしまってはいけません。
使っていなかったのなら今後も使わない可能性が高いですしね。
2.口座の使用用途を確認
「解約した銀行口座は給与用だった！」なんてことになったら大変です。
それぞれの銀行口座の使用用途を確認しました。
銀行の明細書を見ながら、何に使っている口座なのかを調べていきます。
ちょこ途中でわからなくなってきたら紙に書き出し
「Aの口座は◯◯の支払いが多い。Bの口座にも◯◯があるけど、××の支払いもしているわね。」
少しずつ使用用途の全貌がわかるようになるので、紙に書き出してみるのはよかったです。
1日でできなくても気にせず、「今日は◯月までの明細を調べる！」と決めて進めていました。
3.解約する口座を選ぶ
使用用途をある程度調べたら、解約できる口座を決めました。
クレジットカードの支払い用だったなら支払い先の銀行口座を統一。
給与用の口座は特に指定されていないのなら、会社に連絡をして使い勝手のいい口座に変更。
水道代の支払いのためだけに使っていた口座も思い切って解約しました。
水道代は払込用紙が送られてくるようになりましたが、その日のうちに支払ってしまえばOKとしました。
水道代の支払いは、地域によってはクレジットカードやスマートフォンからの決済も対応しているそうです。
口座を持つよりはそういったサービスを利用するのがいいかもしれません。
自分に合った支払い方法を選択していけるよう、今後も利用していく銀行口座を決めていきました。
4.解約手続きへ申し込み
1〜3までができたらいよいよ銀行口座の解約です。
解約手続きは銀行専用のアプリからでもできる場合があり、
直接銀行に行ったり、電話で問い合わせるよりも時間はかかりませんでした。
ちょこ銀行のアプリからの解約が早くておすすめ！
私は隙間時間を使ってアプリから解約しました。
アプリからは解約できない銀行口座は、カスタマーサービスに電話して解約の旨を伝えました。
解約申込書が届くので書いて封筒で送ると、1・2週間ぐらいで手続きは完了しました。
5.銀行口座を解約してよかったこと
今回、銀行の口座を解約してみるとよかったことがありました。
①家計の支出管理がしやすくなる
②複数の銀行ATMに並ばなくてよくなる
③案内メールの数が減る
④詐欺に遭いにくくなる
①家計の支出管理がしやすくなる
お金の入口と出口はシンプルにした方がわかりやすいです。
銀行の口座を絞っていれば、「今月はA口座に◯万円、B口座に◯千円足りないから振り込んでおかなきゃ」
と毎月考えなくて済みますし、支払い漏れも防げます。
以前と比べて支出管理がしやすくなりました。
②複数の銀行ATMに並ばなくてよくなる
ATMの長座の列に並ぶだけでもへとへと。
それも2つや3つもあれば会社の休憩時間が終わってしまいます。
できるだけATMに並ばないように銀行口座を絞ったので、並ぶ時間も疲労もなくなりました。
③案内メールの数が減る
銀行にメールやアプリ登録をしていると、借入などの案内のメールが来ました。
正直、利用するつもりもないので届けられるメールは困った存在です。
設定すればメールが来ないようにはできますが、その設定をするのもなかなか面倒です。
銀行口座を解約すれば届かなくなったので、こういった悩みも解消されました。
④詐欺に遭いにくくなる
最近の詐欺はとても巧妙で、銀行名を名乗った詐欺グループからのメールで振り込め詐欺に遭ってしまった、なんてことを聞きます。
できる限りそういった詐欺には遭いたくないですよね。
複数の銀行口座を持っていれば、「なんとなく相手の言うことは正しい」と思ってしまうことがあるかもしれません。
口座をまとめることで、詐欺に遭いにくくするメリットは大きいと思います。
今回は、銀行口座を減らしたお話をしました。
ちょこなんでこんなに銀行口座を作ったの？過去の自分…
と反省しつつ。
家計管理の土台が少しずつできてきているように感じます。
ちなみに私が利用している銀行は楽天銀行です。
コンビニからでも引き落としができますし、楽天銀行のアプリや公式サイトの使いやすさから利用をしています。
他に銀行も利用しやすいものもありますので、ご自身にあった銀行口座を決めることをおすすめします。
知人・家族に相談してみるのもいいですが、
最近の利用しやすい銀行を知りたいなら、会社の若い人に聞いてみるのもいいかもしれません。
若い人は最新の情報に敏感ですから。
よければ過去の記事もご覧ください。
少しでも家計管理の参考になれば嬉しいです。
