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予算を決めました

家計簿を続けているうちに、
食費など毎月かかる出費がどれくらいか、
家電製品の買い替えなど大きな出費が年に数回あることがわかってきました。

収入内で生活をし、毎月貯金をしていくためには
使えるお金を把握しておく必要があります。

そして途中で気づいたのですが、家計管理を力を入れるあまり、
使うお金の制限を極端にしてしまったことがありました。

「財布の紐を絞めないと!」と思うあまり、精神的なストレスになったり、
家族の不満が大きくなって険悪なムードになってしまったり。

ちょこ

こんなはずではなかったのに…

せっかくなら家計管理を楽しみながら生活をよくしていきたいですよね。

そこでお金の予算を決めることにしました。

予算の中で買い物をすると決めれば、
無理に制限をしなくてもお金を貯めていくことができます。

今回は予算を決めるお話をしていきます。

まずは家計簿を振り返る

半年くらい家計簿をつけていくと、出費の傾向が見えてきます。

ちょこ

毎月のスマホ代や電気代はそれほど金額に変わりはないわね

ちょこ

でも衣服や化粧品は時期によってまちまちだし、
家電製品が急に壊れて買いに行ったこともあったわね

毎月の出費は私の場合

・毎月変動が少ないもの・・・住居費、水道光熱費、通信費
・毎月変動が多いもの・・・食費、日用品、衣服費、美容費、医療費、交通費、教育費、娯楽費
・1年に数回だけ発生するもの・・・保険料、車両費、税金
・数年に1回発生するもの・・・特別費

と分類されました。

来月に使えるお金=今月の給与−毎月の貯金

この式から来月に使えるお金を算出し、
各分類ごとに予算を決めていきました。

予算を決めていく

毎月変動が少ないものの予算は金額が変わりにくいので、すぐに決められます。

毎月変動が多いものは月の平均を予算としました。
買い物の支出管理がしやすい分類なので、
もしその月に予算オーバーをしてしまったも、翌月の出費を減らせばOKにしました。

1年に数回だけ発生するものは発生時期を把握し、その月の予算に組みました。
発生時期が未定であれば必要な金額を12ヶ月で割り、それを予算にしました。

数年に1回発生するものはいつ発生するかわからない、金額も大きいことがありますので、
毎月5千円を予備費として予算に入れました。
使わなかったなら貯金して3年後には、
毎月5千円の予算×3年分=18万円で洗濯機など大型家電の買い替えができそうです。

このように各分類ごとに予算を決めて、
来月に使えるお金よりも予算が高ければ調整・決定をしていきました。

ちょこ

最初のうちは予算決めが難しいので、
“先月より少ない金額に設定してみる”のもおすすめ

予算内で生活をしてみる


予算を決めたらその中で生活ができるか、
家計簿に記録しながら、予算を超えそうなら買うのを控えるチャレンジをしてみました。

予算内でやりくりするので、
今までしていなかった他の商品・サービスの比較をするように。

おかげで食品や日用品など以前よりも出費を下げることができました。

しかし、値上げするものもあったので予算を超えてしまう時もありました。

ちょこ

ゲーム感覚でチャレンジすると楽しくできるわ

翌月の予算調整をする

月末近くになったら翌月の予算を立てていきます。

今月の収支を見ながら、今後のイベント予定を確認して予算を組みます。

この時、今月は予算内で支出が収まったかの反省をしました。

そして自分の生活の質が悪くなっていないかも振り返ります。

ちょこ

今月は予算内で買い物ができたわ♪
生活も特に不自由になっていないわね

ちょこ

でも再来月はクリスマス
出費が増えてしまうから、11月は予算を低くして12月に回そうかしら

ちょこ

それなら…今月はスイーツを買うのを控えてみましょう
クリスマスの楽しみね

これを何度か繰り返すうちに、それほど生活の質を落とすことなく、
貯金が貯まっていく家計になっていきました。

予算を決めてよかったこと

出費の予算を決めるのは、なんだかめんどくさそうに思えますが、
実際に初めてみると気づくことがいくつかあります。

予算を決めてよかったこと

①より使いやすい自分に合った商品やサービスに出会える

②家族が協力してくれるようになる

③急に出費が出ても慌てない

④生活の質と出費のバランスを取れるようになる

①より使いやすい自分に合った商品やサービスに出会える

予算内で買い物をするので、
他の商品やサービスと比較するようになりました。

すると、同じ内容でも価格が違う商品や
同じ値段で便利な機能を備えたサービスを見つけました。

いいものに出会えるのは得した気分で楽しいものです。

②家族が協力してくれるようになる

家計管理で家族の協力が得られればより早く進めることができます。

ですが、なかなか協力してくれない人もいるのも事実。

そこで予算を立てて支出管理をしたら、
貯金がどれくらいになるか家族に記録と共に説明しました。

口だけの説明では微妙な反応だった家族も、
記録を見れば納得してくれたようで、協力してくれるようになりました。

③急に出費が出ても慌てない

予算を立てていても冠婚葬祭などで急にお金が必要になることも。

あらかじめ予算に予備費を設定し、使わない月の分は貯金にしておけば、
急な出費に慌てることも少なくなります。

④生活の質と出費のバランスを取れるようになる

例えば、予算内で買い物をしたいからといって、
スーパーの広告全てに目を通し、
複数のスーパーをハシゴして10円安い卵を買うのが良いかというとそうではありません。

途中で疲れてコンビニでアイスを買ってしまったり、
足が疲れたからマッサージ屋さんに寄ってしまったりすると
10円以上のお金がかかり本末転倒となってしまいます。

卵を探すのにかかった時間も、家族と過ごせたり、
リラックスする時間にできたかもしれないので見過ごせません。

それなら少し割高になりますが、家にいながらネットスーパーで買い物をして、
移動時間と身体の疲れを減らす。
その代わり、毎日飲むお酒を2日おきにするとした方がよさそうです。

このように予算の中で生活の質を落とすことなく、
出費を抑える工夫を取れるようになりました。

30代を超えてから生活の質を考えるようになったので、
今でもバランスを考えながら予算を立てています。


今回は「予算を決める」についてお話をしました。

「予算なんて立てる意味があるの?」と思っていましたが、
実際に立ててみると意外にもその効果が大きいことに気づきました。

最初は予算内でお金を使えた・使いすぎてしまったで一喜一憂をしていましたが、
それも慣れれば冷静に受けとめることできるようになりました。

家計簿に記録していくことに慣れてきたら、
ぜひ予算を決めてみるのをおすすめします。

今回のお話が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

よければ過去の記事もご覧ください。

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